お手軽な小さなリボン型のコサージュ
リボンコサージュは、リボン素材でコサージュを作るものですが、手作りをするなら、小さなリボン型が簡単で初心者にはお勧めになると思います。小さいタイプならお祝いの席で着るスーツのワンポイントにも最適でネックレスをより可愛くする手段にもなります。
まず使用するリボンですが、これは両面ともにベロアになっているリボンを使います。センターを絞らないデザインの場合には、リボン幅13mmあたりが使いやすく長さは18cm用意します。
最初にリボンを下側2重でそれより上側の幅を狭く2重に折りたたみ、仕上りの形のベースにします。折りたたんだら、上下それぞれの片側をマチ針で止めてリボンを広げます。
マチ針で留めた下片側部分にノリを付けてリボンの重なりがずれないように固定し、上片側部分も同様に固定します。これでマチ針を外してもOKで、再度仕上りの時の状態に折りたたみます。
まだ2カ所しか固定していないので、リボンの重なりがずれないように気をつけながら、マチ針を刺して仕上りの形で仮留めします。
アクセントにはビーズを使いますが、これはリボンの中央を縫い留めることも兼ねていて、例えば大粒のパールなどを1つだけ縫い付けるようにすれば、簡単でしかも可愛く仕上がります。
これにブローチピンを付ければ完成です。センターを絞るデザインにしたい時は、リボン幅が19mmのものを使えばバランスが良くなるはずです。