コサージュの基礎知識
コサージュを使ったことがないという女性は殆どいないでしょう。コサージュは基本的に花をモチーフとしたアクセサリーで、もともとは女性が胸や肩につける小さな花束のことでしたが、最近ではヘアアレンジのアクセントとしても人気で、肩につけるショルダー・コサージュも一般的になっています。
昔は、生花を材料として用いましたが、現在では造花やリボン、生地なども使われています。
コサージュは相手に喜びを伝えたいときにつけるもので、特にフォーマルな装いとあわせることが多くなっています。
最もベーシックなものは、生花を細い針金やテープなどでまとめて形を整えて飾れるようにして、時には更にリボンやチュールを添えて華やかな演出をしたりもします。最近ではリボンや布を束ねて花に見立てたり、レザークラフトで花の形を模しているコサージュもあります。
付ける位置もいろいろで、服だけではなく帽子やバッグのアクセサリーとしても人気で、ブローチ代わりにスカーフやショールの留め具にも活用できます。
コサージュの便利なところは、服自体がシンプルでも、胸元にひとつコサージュが付いているだけで華やかさが演出できる点で、ファッションの幅がグンと広がります。
お花がゆらゆら揺れるようなフリンジやリボンでできたコサージュなら若い人にもピッタリで、作り方もそんなに難しくはありません。